kodohiro-sousaku.cocolog-nifty.com > 2011年「カゼユクマチ」

001 今日もええ天気やね
002 学校帰りの空き地
003 ほしい?
004 鬼ごっこ 
005 私も帰りますので
006 少女
007 また後にしよか
008 あっ、おばあちゃん!
009 鬼ごっこvsかくれんぼ
010 私も聞いてみたい…この空き地の「秘密」
011 あの日?
012 鬼ごっこするもん、この指とまれ!
013 鬼さんこちら!
014 イクコちゃんてKYやな
015 あんたら何やってんの!
016 ほら、はよ入りなさい
017 帰れへんやん?
018 みんな大丈夫か?
019 僕がんばるしな!
020 僕忙しいねん
021 外どうなってんのかなあ?
022 あんたこそうるさいわ!
023 ほんまのおかあさんちゃう
024 あかん、何も見えへん…
025 すごいもの持ってきてんで
026 知らんかった…ごめんな
027 九ちゃんの新曲や!
028 上を向いて歩こう
029 マイミちゃん?
030 シュウ、あんたが話したげたら?
031 夕焼け小焼け
032 忘れんといてな
033 ありがとうございました

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024 あかん、何も見えへん…

024 あかん、何も見えへん…

ナガタに呼び出されて、先生となにやら話を聞いていたサチが帰って来た。
顔色が真っ青でただごとではない様子だ。
「サチ、どうかしたん?」イクコが語りかけた時、外で突風で何かが飛んできて壊れるような音とともに急に真っ暗になってしまう。

停電の中、身を寄せ合う小学生、明かりを借りにいくヨシノと中学生。

ラジオを修理(?)していたジロウも、何も見えない中、不安に耐えている。
だんだん不安が募る中、一昨年の台風で大勢亡くなったことをマミが語ると、小学生たちはそれまで溜まっていた不安を吐き出して行く。

「♪てるてるぼうず てるぼうず…」
重苦しい空気の中、歌声が聞こえて来た。
「イクコ、あんた何歌ってんの?」
「…みんな、元気ないし、歌ったら元気になると思う」
カズコ、マチコも一緒に歌い出す。

「♪あめあめふれふれかあさんが」
「こっちのほうが元気出るで」とジロウが歌い出す。
「私も歌っていい?」とクミ。
歌声はやがて全員に広がっていく。

「ヤエは何が歌いたい?」
「ジングル・ベル」

真っ暗な中で歌声が響いてく。
それぞれが握り締めた手を振り、リズムを取りながら。

イクコはサチを気にかけ、声をかける。

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