同じ頃、河川敷にいたマキコは、やってきたユリエを見て姿を隠す。
ユリエは河童のおはなしの本を持ってきていた。
土手の上では、日本兵が見守っている。

マキコを探しにやってきた祖母が書いたその本は本当の話か尋ねるユリエ。
祖母は1歳の時に戦争で父親を亡くし、顔も覚えてない、お話を作って、そこで「おとう」に会ってたという話をする。
ここに本当に河童がいて、来たら父親の声が聞こえるかも?と思っていたユリエはがっかりして言う。
「私もおばあちゃんみたいに、初めっからお父さんのこと知らんかったら良かったかもしれへんなあ…」