幕が開くと舞台上には少女・ユリエが一人立っている。
彼女は手にしている本を読み始めた。
ある村の、ある川に住む河童の親子の物語。「おとう」が嵐に飲み込まれたあたりから、本を閉じ、彼女の中にある情景を見ながら語りだす。
やがて、自分の父親に思いを馳せ、思わずさけぶ。
「おとうさーん!」