体験ワークショップ編(3/4)
3月の声を聞いたとたん、一気に暖かくなりました。
今日は、久しぶりのこどもの創作劇の活動、小学生以上なら
誰でも参加できる、一回完結の体験ワークショップです。
当日の様子を講師のつつみんがお伝えします。
人が揃うまでの間にちょっと遊びましょう。
あらかじめ3つのポーズを決め、「シェーーーハッ!」の
掛け声で一斉にどれかポーズをします。
つつみんと同じポーズをしてしまった人はアウト。
3つ以外のポーズをしたり、ポーズが間に合わなかった人も
アウトです。
さあ、始まりです。
最初は部屋の中を手拍子に合わせて歩きます。
前を見て、人とぶつからないようにしましょう。
次は、擬音語に合わせて歩いて見ましょう。
「ランラン」「どよ〜ん」「フーワフーワ」…
だんだんみんなの顔が楽しそうになってきます。
次は、ポーズの真似っこです。
誰かのポーズを真似してやってみましょう。
ポーズのリーダーをしているのは、演劇部ぽっぷ・こーん
から助っ人に来てくれた中学生・はなです。
そしてみんな大好き・「リーダー当て」に続きます。
オニやリーダーをやりたい人には、手を上げてもらう
のですが、最後までたくさんの人の手が上がりました。
オニが優秀で、全部の回でリーダーを当てることが
できました!
次は「見えないもの」で遊びます。
「見えないボール」を隣の人に回していきます。
大きさ、重さの他、熱いボール、臭いボール…
暴投して、転がったボールを拾いに走る場面も。
次は大縄をとびます。
連続して一人ずつとんだ後は、全員が入ってとびました。
実物がなくても、楽しく遊べる…お芝居をする上で、
大切な感覚です。
ここまでやってから、やっと自己紹介。
名前と、「自分の好きなもの」「最近あった嬉しいこと」
「大きくなったらなりたいもの」のどれかを言います。
「先生」「ケーキ屋さん」「女優」になりたい…夢のある
発表に、思わず嬉しくなります。
次は、色々な順番で並んでみます。
まずは、今発表した名前の五十音順。
そして誕生日や背の順にも並んでみました。
自分から話しかけられない人に聞いて、どこか
教えてあげる場面も。
さあ、グループに分かれましょう。
年齢が偏らないよう工夫して3つのグループを作ります。
まずはリズム遊びをします。
グループごとに違うリズムを手拍子で叩き、合わせると
どうなるか、やってみます。
単純なリズムでも、合わせると重厚感が出ます。
この辺から「劇はいつするの?」「なんの劇?」と
聞きにくる人が。
お待たせしました、いよいよ「劇」を創りましょう。
お題は「大きなかぶ」。
お馴染みの童話です。
大きなかぶが抜けなくて、一人ずつ助っ人が増えていき、
最後に抜ける…というお話ですが、実はかぶには、
抜かれたくない事情があり、それを「説得」する、という
話にします。
グループは3つなので、かぶのキャラクターも
「頑固なかぶ」「いじけたかぶ」「めんどくさがりのかぶ」の
3通り。
それぞれ、「自分は誰で」「どうやって説得するか」を考えます。
相談中。
それぞれのキャラクターや説得の仕方が決まったら、
その中で「最強」の人を最後にするように、順番を決めます。
大人の参加者が各グループにいてくださったので、話し合いも
スムーズに進みました。
さあ、発表です。
かぶ役はぽっぷ・こーんのはなとゆうすけにお願いします。
「一緒に遊ぼう」と誘ったり、「君は世界一美味しそう」と
褒めたり。
大阪のおばちゃん、幽霊、神様などの強烈個性の
キャラクターも登場し、どのグループも力作揃いでした。
「またやりたい!」の声もたくさん聞こえたワークショップでした。
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